夜に充電を始めて、朝には満充電になっているはずだったのに、表示を見ると80%あたりで止まっていた。そんなことがあると、バッテリーの故障ではないかと心配になるかもしれません。ただ、最近のスマートフォンには、バッテリーを長持ちさせるために、あえて充電を途中で止めたり、ゆっくりにしたりする機能が備わっているものがあります。慌てる前に、まずは保護のための設定が働いていないかを確認してみましょう。

※掲載画像はイメージで、実際の修理事例ではありません。

■iPhoneでは「最適化されたバッテリー充電」が働くことがあります

iPhoneには「最適化されたバッテリー充電」という機能があり、初期設定ではオンになっています。これは、満充電の状態が続く時間を短くすることで、バッテリーの負担を減らすためのしくみです。毎日の充電の習慣を学習し、長時間充電器につながれそうだと予測したときだけ、80%を超えた充電を遅らせることがあります。そのため、途中で止まってしまったように見えても、故障とは限らない場合があります。確認したいときは、「設定」から「バッテリー」を開いてください。iPhone 15以降の機種では「充電」の項目、iPhone 14以前の機種では「バッテリーの状態と充電」の項目から状態を見られます。なお、ロック画面に満充電の予定時刻が案内されている場合は、その通知を長押しすると「今すぐ充電」を選べることもあります。

■iPhone 15以降では、充電の上限が選ばれていることもあります

iPhone 15以降の機種では、充電の上限を80%から100%のあいだで、5%きざみに選べるようになっています。上限が100%以外に設定されていると、その付近で充電が止まるのは正常な動きです。「設定」から「バッテリー」を開いて「充電」を選ぶと、今の上限を確認できます。一方で、上限や最適化の設定をオフにすると、バッテリーの劣化が進みやすくなる場合があるとも案内されています。すぐに満充電したい日がある場合をのぞき、設定を変更するときは、その点もふまえてご検討ください。

■Galaxyでは「バッテリー保護」のモードを確認しましょう

Galaxyには「バッテリー保護」という機能があります。「設定」から「バッテリー」を開いて「バッテリー保護」を選ぶと、今のモードを確認できます。「最大」モードでは、選んだ上限(80・85・90・95%)で充電が止まるように設定できます。「基本」モードでは、100%になったら充電を止め、95%まで減ったら再び充電を始める動きをします。就寝中の保護が働く場合は、夜のあいだ80%あたりで止めて、起きる直前に100%まで充電することもあります。表示名や選べる内容は、機種やソフトウェアのバージョンによって異なる場合がありますので、お使いの端末の表示にあわせてご確認ください。

■設定に心当たりがないのに止まるときは、様子を見ずにご相談ください

紹介した保護の設定に心当たりがないのに充電が途中で止まってしまう、本体がいつもより熱くなる、残量の表示が大きく飛ぶといった様子が続く場合は、バッテリーや充電まわりに何か起きている可能性も考えられます。ほかのケーブルや充電器でも同じになるかを試してみて、それでも変わらない場合は、無理に使い続けずご相談ください。店頭で設定とあわせて状態を確認させていただきます。

なお、設定の名称や手順は機種やソフトウェアのバージョンによって異なる場合があります。表示が案内と違う場合は、端末の説明書やメーカーの案内もあわせてご確認ください。

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